090222 (月) 出産記 其の絨麓
早速授乳させることになり、乳首をくわえさせます。が、なにぶん初めてなもんで全然うまくいかない。子供の方もなにぶん初めてなのでうまく全然いかない。よく考えたら子供にとってやることなすことすべて「産まれて初めて」という状態なんだ、と気付いてまた感動。当たり前のことがすべて初めてという状況はなかなかない。というか自分ではもう経験できない。そもそもどのように抱いたらいいのかも分からない様子で、とりあえず脇に抱える感じのフットボール抱きを提唱されたりしてました。
それからさらに知らなかったことですが、授乳って右左両方の乳からあげるんですね。知ってましたか?よくよく考えたらそうなんだろうとは思うんだけど、なんか片方の乳ばっかりあげてるイメージでした。ずーっと「母乳は片方からしか出ないもんだ」と思いこんでいたふしがあります。やっぱ何事も経験してみないと分からないわ。
傍目には飲んだのかどうかさっぱり分からなかったけど、とりあえず右左を3分くらいあげて終わり。そしてさようなら。我が子はまたどっかに連れて行かれました。どうも今夜は看護士さんがいる部屋で過ごすようです。ニシもなんとか歩けるくらいになって、病室へ。とりあえずこれ以上いても出来ることはないしってことでボクは自宅に帰ることになりました。明日はまた午前から来る予定。
既に夜はとっぷり更けていて真っ暗。この星空の下、ようやく歩き始めた命もあれば燃え尽きようとしてる命もあるわけで、それは何も特別なことではなく繰り返される日常。今日新しく命が誕生したことはボクとニシとその周りのほんの少数の人たち以外には取るに足らない、考えるにも値しない出来事なんだろうけど、ボクとニシにとっては素晴らしい第一歩。今日の気持ちを忘れず我が子を育てていけたらな、と自宅への道のりを辿りながら思いました。なんか上手く書けない。
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